きんぎょのお散歩☆井の頭弁財天~三鷹駅

お散歩コース

井の頭公園に行ったら、弁財天に立ち寄る方も多いと思いますが、ちょっと足を延ばして三鷹駅までお散歩してみませんか?

最短距離で行くと約1.7㎞、歩いて20分位の道のりですが、

もう少し遠回りして2.6㎞、約30分ほどのコースにして景色を楽しんできました。

弁天様を正面にみて、くるっと後ろを向くと石の階段があります。

ちょっと急ですが、ここを登ってみます。

紫灯籠

こんな1対の灯籠があり、台座には「紫根問屋」「紫染屋」と刻まれています。

昔この辺りには、紫草という草がいっぱいあり、その草の根を使って紫染めという染物が作られていました。

井の頭池の湧水を使って染められたその染め物は、鮮やかな紫色で「江戸紫」と言われ江戸の町では大人気だったそうです。

この灯籠は、染物に関わった問屋からの寄進で「紫灯籠」と言われているそうです。

井の頭弁財天の表門

さらにもう1対の灯籠がありますが、ここが井の頭弁財天の表門、つまり昔の入り口だったそうです。

中央線が開通したのは明治になってからのこと。江戸時代には今の吉祥寺駅のあたりは何もない場所で、

江戸の町から参拝に訪れる人達は、今の甲州街道・人見街道を通りこちら側からお参りに来たようですね。

ここから伸びる道は、今は静かな住宅街になっていますが、ここを通ってさらに進んでいくと…

黒門

大きな黒い鳥居が見えてきます。

手前のお宅には黒門石井組と書かれていて、この門の管理をされているのでしょうか?

黒門の隣には、井の頭弁財天への道しるべと、大黒様いらっしゃいます。

この道を左にずーっと進んでいくと人見街道へと続くのですが、今回は三鷹駅方面に行くので、

道を横切って右斜め前の細い道に入りました。

突き当たると井の頭公園の第二公園へ。

静かな雑木林の、なんだか雰囲気の良い公園の中の道を進むと、もうすぐに出口。

素敵なおうちがあるのですが、今はわかりませんが数年前はアパートメントとしてお部屋が借りれたそうです。

噂では、武者小路実篤さんのゆかりの方のおうちだとか。

玉川上水

第二公園を出て、目の前の「幸橋」を渡ります。ここは玉川上水。

今度は橋を渡って道を右に進み、上水沿いの道を歩きます。

左側はフェンスになっていて、「小鳥の森」として鳥たちの安らぎの場になっているようです。

「小鳥の森」にはのぞき窓がついていて、大きなカメラを担いだ鳥の愛好家たちが良く集っています。

のぞき窓からちょっと覗いてみると…

こんな感じ。

スマホなので全然小鳥の姿は撮れませんが、向こうの切り株に1羽見えました。

小鳥の森のすぐ近くに、小さな祠があり、黒門石井組の札が張ってありました。

牟礼分水への取水口がこの辺りにあるので、その祠のようです。

さらに進むと、ほたる橋へ。

この橋を渡って雑木林の方へ行くと、井の頭公園の池の方に戻ります。左手にはグランドが広がっていて、

こちらは西園と言われている所です。

橋を渡らず、玉川上水沿いの道をまっすぐ進むことにします。

万助橋は市境

広い道に突き当たったここは、万助橋。玉川上水の右側が武蔵野市、左側が三鷹市です。

横断歩道を渡ってまっすぐ進む道は、三鷹駅に向かう「風の散歩道」

 

玉川上水を挟んで向こう側には、井の頭自然文化園の彫刻館が見えます。

彫刻家、北村西望のアトリエだった建物です。

玉川上水沿いのまっすぐな道を気持ちよく進んでいくと、山本雄三記念館が見えてきます。

ただいま改装中で、まだしばらくは休館中ですね。

井心亭

その先には「みたか井心亭」への案内板が見えますが、こちらは和風建築の建物で、お茶会や句会などにお部屋を貸していただけるようで、いろいろな方が幅広く使われているようですね。

さらに「風の散歩道」をそのまままっすぐ進みます。

むらさき橋

ここはむらさき橋。

井の頭弁財天の所にあった紫灯籠の、紫草が名前の由来です。

さて、玉川上水と言えば、太宰治が入水自殺したことでも知られていますが、

むらさき橋の少し先の道に、見逃してしまいそうな地味な石が置かれています。

玉鹿石

「玉鹿石」と書かれたその石は、太宰治の故郷 青森 の石です。

自殺をして人様に迷惑をかけるような息子に、墓など建ててはやれないと嘆いた故郷のお母さんが、せめて故郷の石を送ってやりたいと願った。という逸話を何かの本で読んだことがありますが、

実際に石を送られたのがお母様かどうかはよくわかりません。

太宰が入水したのはちょうどこの辺りだそうです。

 

少し先の道の脇にも、太宰の小説の碑が置かれています。

いよいよ三鷹駅

前方に三鷹駅が見えてきました。

三鷹駅前には観光案内所があり、こちらでマップや三鷹のお土産品なども購入することができますよ。

三鷹駅からは、ジブリ美術館に行くバスも出ています。

可愛いラッピングですね。

こちらは三鷹橋

古い橋の一部も、モニュメントとして残されています。

三鷹駅は地面と同じ高さに電車が見え、この景色は中央線の中ではもう貴重ですよね。

デッキ上には案内板も設置されているので、他にも三鷹の見どころをチェックしてみてください。

楽しいお散歩コースがたくさんありますよ!

きんぎょのわくわく三鷹散策 より転載

https://wakuwakumitaka.tokyo/archives/265

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